私が考える、会社員デザイナーとフリーランスデザイナーの違い。
こんにちは。コキャクルデザイナーのユーリです。
この記事を見に来られた方は、「会社員デザイナー」ですか?それとも「フリーランスデザイナー」ですか?
リモートワーク・テレワークなどの言葉馴染みがよくなった今日、女性の方は特に「子供を育てながら、できれば自由に動ける環境で手に職つけたい!」と考えている方などは多いと思います。
そんな中、フリーランスデザイナーの職種の方を最近よくみかけます。また、私もよく動向をチェックさせて頂いている「SHElikes」さんなど、フリーランスデザイナーを育てるコミュニティも増えてきています。
正直、「webデザイナー」という職種の人は、少し前に比べてとても多くなったのではないでしょうか。
そこで今回、フリーランスの中でも少し絞って、「業務提携してるフリーランスデザイナー」と「会社員デザイナー」って何が違うの?ってところを、私なりに考えて見ました!
《 目次 》
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一般的に良く言われる違い
フリーランスだといろいろな手続きを自分でする必要がある
まずパッと思いつくのがここです。会社員で働いていると、年金や健康保険・税金などは会社が管理しています。確定申告も自分で行う必要はありません。また、契約書も弁護士を通したきちんとしたものがあるので作成する必要がないです。見積書や請求書は基本的に営業マンが作成するのでチェックするだけで済みます。しかしフリーランスだと、ここは自分のみで行わなければなりません!大変!マルチタスク得意でないと無理!
恐らく、最初の仕組みを作るところが一番大変になる思います。色んな法律とかを勉強する必要が出てくる。確定申告など簡単にできるツールなどはありますが、お金の計算無理!誰かに任せたい!って方は、任せられる人を雇えないのであれば会社員の方が絶対よいです。
フリーランスだと自由な時間に仕事できる
会社員でもフレックス制を導入している会社だと少し時間の自由度があるかと思いますが、基本的に会社員は9時~18時らへんの時間に就業しなければなりません。その点、フリーランスだと自分で時間を選んで仕事できます。納期までに仕事が終わっていれば、どんなタイミングで仕事しても何にも言われません。早起き無理!私は夜の方が効率が上がる!という絶対的な自信がある方は、フリーランスの方がおすすめです。しかし、会社員だと(裁量労働制でない場合は)残業代がでます。これはデカいです。自由な時間を選ぶか、残業代を選ぶか・・・。私はいまのところ残業代を選びます。
ユーリが考える、2種類のデザイナーの違い
先に書いた2点は、大体想像がつくことだと思います。じゃあそれ以外だと!?ってところで私なりにちょっと考えてみました。
ズバリ、PDCAを考え改善を加えながらスキルアップしたい人は会社員。たくさんの人の意見を聞きながらスキルアップを目指したい人はフリーランスではないでしょうか!
私が考える正社員のメリット
まず前提に、webデザイナーに求められているものって何だろう?と考えました。
皆さんはwebデザイナーの役割って何だと思いますか?
デザインを職種にしていない人に聞くと、半分くらい(もしくはそれ以上)の確率で、色を塗ること、装飾を付けること、といった回答が出てくるかと思います。
でも本当にそうなのでしょうか?
私はwebデザインとは、「ユーザーがサイトで過ごす時間を考えられること」だと思っています。
この、「ユーザーがサイトで過ごす時間を考えられること」というのは、ただ一度デザインをした、だけでは中々本当の意味での制作はできていないと思うのです。
そんな時、会社員だとサイト運用のPDCAを見守りながら改善を加えていくことができます。前回こういう施策を考えてこうだったから、次はこういう風にしてみよう、と自分で考え判断して、組み込んでいくことができるのです。
フリーランスデザイナーだと、1つの案件に長期にわたって関わり続けることが稀なので、納品後にサイト運用のPDCAへの関与がしにくいです。
それは会社員のデザイナーしかできない特権だと思っています。
私が考えるフリーランスのメリット
ではフリーランスのメリットとは何でしょうか。
webサイトを作るという仕事はwebデザイナーだけでは完了することができません。必ず仕事のパートナーにディレクターだったりエンジニアが出てくると思います。
そうです。一緒に仕事を完成させるパートナーとのやり取りも大事なのです。
そんな時、フリーランスの方が色んな人たちから多角的な意見を取り込みしやすいです。なんせ色々な人と関わりながら仕事をしていきます。社内のルールに縛られたり、昔からある情報に捕らわれすぎないこともフリーランスのメリットではないでしょうか。
会社の中にいると、あまり他の会社の情報やデザイナーの話が入ってきづらいことが多々ありますし、色々な話を聞きながら、それを取り入れながら仕事ができるのはフリーランスのメリットです。
まとめ
というように、気軽に社内スタッフと意見を交換しながら改善を加えていき1つのサイトを作り上げたい人は、会社員のデザイナーとして。
その方がデザインが完了した後の動向も調査でき、どんなデザインが良かったのかまで確認できます。
また、もっと広く色んな人の意見を自分の中に取り入れながら自分のスキルアップを考えている人はフリーランスがおススメなのではないでしょうか。
自分の働き方や、成長イメージなどを考えて柔軟に動けるよう、どちらにしろ自分のスキル向上を行っていくのは大事ですね。
私もまだまだやらなければならないことがありそうです。
どうでしょうか、何か参考にできることはありましたか?
もしこれからの働き方を迷っている人がいたら、ちょっとこんなことも頭の片隅に置いておいてもらったら嬉しいです。